レッスンで大切にしていること vol.3 ♪
♫脱力の意識
必死に楽譜を見ているうちに
指の動きに視線が集中しているうちに
背中がまんまる。
そしてだんだんと手首、腕、力が入ってきて肩も上がって…
こわーい目つき、眉間にシワ、、
こんなことを毎日続けていると
・身体が痛い
・なんだか長時間弾いていると手がもたなくなる、ついていかない
・肩が凝る
・体調も悪くなってきた気がする
…
数え切れないほどの体の不調をまねいてしまいます⚡️
皆さんに、ピアノを始めたいな、と思ったきっかけを教えて🙇♀️🐻❓
と問うと、
『隣のお宅から聞こえる鮮やかなピアノの音色を聴いて、私も弾きたくなった』
『従姉妹のお姉さんが発表会で素敵なドレスをきてキラキラピアノを奏でているのを見て聴いて、私も舞台に立ちたいと思った』
『ピアノの、低い音から高い音までいくつあるのか知りたかった、そしてそれを自分も操ってみたい。僕の指でも色んな音色を作れるようになりたい』
『かっこよく弾いて、皆んなから拍手をもらいたい』
…と…
そうなのです。
誰も、身体を痛めつけたいと思って
ピアノを始めたわけではありませんよね。
ゴルフや野球をはじめスポーツは、フォームが大切!と耳にしますが、
ピアノも同じ。
無理、無駄のない身体の使い方、力の抜き方、
どこの筋肉に意識を向けるか、
また、呼吸だって重要なのです。
一言で言うと
…
そうです
…
“脱力”
力を抜くって、本当に難しいこと。
長年ピアノを勉強し、大曲を素晴らしく弾きこなせてしまう人にとっても、
いえ、むしろそのような人こそ、
脱力の壁に行き当たっているのではないでしょうか🌀
難曲にチャレンジしようと努力、練習を重ねるが故、
どうしても目先のことに囚われ
知らず知らずのうちに身体に無理をさせてしまっているのですね😖
これは、長年かけて自らが作ってしまった奏法ですので、
そう簡単に、そして直ぐに改善されないのは仕方ありません。
💬腕が痛くてツラい…
💬小指が動かなくなりました…
💬手がつる感じがする…
このような症状が出てしまう前に、
だからこそ幼少期から
私たち指導者は
目と耳、勘や感覚を鋭く働かせ、
改善すべきことを
正しく言葉にして伝えていく使命があると考えております。
あ💡今、力抜けたかも?
さっきより腕が痛いと思わず弾き切れた!
この閃きと似た感覚を掴めるように‼️
🐻
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