レッスン時間について♪
レッスン時間について疑問に思われたことはありますか?
当教室は個人レッスンを基本とし、
未就学児1回30分
小学生以上1回45分と設定しています。
これは、30年間、
鶴見で教室を開校以来変えていません。
ただ、これまでも幾度となく
どのような形態を取るのが良いのか、
このレッスン時間についても、
何が最良であるのかを思索してきました。
大手音楽教室を始め、
小学生以上でも30分レッスンと謳う教室はよく目にします。
確かにレッスン時間を短くすれば人数を多く受け入れられる、
教室運営として見れば、
利益率が上がることは最大の利点と言えるでしょう。
であれば
30分にまとめることもやり方次第かなぁと
考えた時もありました。
でも今現在の結論としてやはり、
導入期の幼児はともかく、
音楽を総合的に学ぶには30分は短い!と思っています。
あくまでも私共の拘りです。
(それぞれの考え、やり方、目標があって然るべきなので)
ここ10年でお子様やお母様を取り巻く環境が大きく変わっていることを肌で感じます。
習い事の数も増え、
働くお母様も多くなり、
自宅での毎日のピアノ練習時間の確保は以前より難しくなっています。
忙しい現代だからこそ、
1回1回のレッスンの中で生徒さんの脳に音楽を定着させたいと考えています。
具体的にレッスンの流れをお話しますね。
例えば、楽譜が2〜3冊とします。
一週間の課題をそれぞれ演奏し、
譜読みミス(あれば)を正すことから始まり、
奏法の確認、
音楽的により良くするための試行錯誤、
次の一週間の課題説明、
もし合格すれば次の曲の予習、
30分なんてあっという間に終了です。
特にお子様は、教材の出し入れやワーク作業にも時間がかかります。
他にも冬であればコート、マフラー、手袋の着脱、
夏であれば汗を拭う、水分補給など。
とにかく気持ちよくレッスンをスタートしようとするとなんでも時間がかかる…笑
一方45分とすると、
30分レッスンに比べて正味15分が加わります。
この15分を
マンネリにならず、飽きさせず、
どう活かすか!
レッスンでは、聴音、歌唱、音感トレーニング、リズム練習なども幅広く取り入れています。
初期段階から良い耳を作る訓練をしたり、
表現力を学ぶことができたり、ということはかけがえのない財産になると思うのです。
もちろん、集中力を持続させるために、
指導側の工夫やメリハリはより必要となり負担は大きいですが、
それこそ腕の見せどころ⁈
45分レッスンを当たり前に、みんな楽しくこなしています。
🐻🐰
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